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ブランディング・・・小さいけど、判りやすい事例として・・・


ブランディング
牛の焼き印=ブランディング

●ブランディング・・・牛の焼き印! 以前、本コラムで、ブランドとは、付加価値を超えた意味的価値と説明しました。 ・・・🔗中小企業のブランディング。「意味的価値」を知る。

れを、よりご理解頂く為に、そこで・・・とある県(多分、内容で何県かは判ると思いますが)の、中小企業支援機関の売上アップ相談会で、当方がアドバイスした事例です。相談者は県の「柿」農家の方でした。柿は、その県の特産品です。 農産品は、毎年の出来高や価格が安定しないので、何とか少しでも「高く」売る方法があるか!?の、ご相談です。 当方、即座に・・・「方法はありますが、本気でやる気がありますか?」と、お聞きした所、「お金はそんなに掛けられませんが・・・」と、云うご返事。 それで「そんなにお金は掛かりません!」として、お話したのは・・・ 農場の名前でも、ご自身の苗字でも何でも良いので、印鑑の様なデザインのシールを作って、それを貼って売って下さい。デザインなんかはどうでもいいです! 今は、シールの粘着面も食品に影響しないモノがありますから!それで値段をアップさせて売ってみて下さい!・・・でした。 ブランディングの語源は、実は牛の売買の時に、牛の所有者が判るように「焼き印」を押したのが事が元です。・・・🔗ブランド語源 Wikipedia 当方は、この原始的なブランディングをおススメした訳です。 さて、ここまで書くと、お解りなる方もいらっしゃるかも??当方は、果物の販売で成功を収めた、ある事例を、そのままおススメした訳です。 皆さん、ご存じだと思いますが「ドールバナナ」の成功例です。ドールバナナは、バナナにロゴ・シールを貼る事で、売上を大きく伸ばした会社です。

ブランディング
ドールバナナのロゴ(ドールバナナのサイトより拝借)

果物等の農産品は、中々差別化しにくいモノです。特に柿は、見た目は、他のモノと全然変わらない!ご相談を受けた方の生産する柿は、きっと美味しいモノでしょうが、それを訴求する方法は食べ比べ以外、方法は無い!そんな事は出来ない。 そこでアドバイスしたのは、ドールバナナの事例・・・原始的な焼き印方式でした。その後、支援センターの方から価格アップが出来た!と言う、連絡があったそうです。めでたし!めでたし!です。 ●「意味付け」に、価値がある。

シールを貼る事で、この柿は他とは違う!と言う、何となくの「意味付け」が店頭等で、出来た訳です。 はっきり言って商品(モノ)=「柿」には何の関係もありません!シールを貼ったから!と言って、柿が美味しくなる事はありません。ただ、シールを貼る事で、モノの機能・品質とは違う、“他とは違う!”と言う簡単な「意味付け」をしたのです。もちろん、この意味付けは、他の各業者さんがシールを貼りだすと、意味が消えてしまいますので、「意味付け」のバージョンアップをし続けないとダメなのですが。。。 モノの良さなだけ訴えても、中々売れないですし、収益も上がりません!モノへの「意味付け」を施す、それがブランディングの1歩と、理解頂いても良いかと思います。 ●付加価値は加工。価値は「意味付け」 例えば、柿をジャムに加工すれば、その分の付加価値は高まります。単位辺り(この場合はgあたり)の収益性は高まります。 そして、このジャムは何か!特別な柿のジャム!と言う「意味付け」が出来れば、もっと収益は高まります。 ・・・ただ、その「意味付け」を考えるのは難しいのですが・・・ その「意味付け」を考えるのも事業戦略の要素なのです。 マーケティング・プロデューサー

原 晃樹



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