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事業戦略雑感・・・経営者は物語を語ろう!・・・を!考えてみてほしい!


当方が知る限る、多くの中小企業では人手不足です!または人は居るが年齢がかなり高めの方が多く、若い方が中々入ってもらえない!入っても、すぐに辞めてしまう!定着しない! そう言う事が多々あります! 逆に若い方に話を聞くと、どうも「働く!」と言う事に「心」が入ってないと言うか、希望を見出していない・・・生活の為のみに仕事をする!的な、それだけ感覚を受けます。 最近よく「やりたい事が見つからない!」的な事も話に出る!・・・これって早い話「やりたい事」が無いのですよね!要するに!やりたい事って、何か始めてから、出来るものだと思うのですが・・・ また働いて貰う方も、自社の事業、仕事の意義!を伝えきれてない!最近、そういうミスマッチは増えてる様な気がします。 これも失われた30年での低成長が原因かと思うのです。 これが世の中が経済成長の過程なら、今日より明日!働いて貰う方(会社)も、働く方も、何か成長していくなあ!と言う希望感がありました。 今は、そんな余裕が無いのでしょう?

この話、別に郷愁に浸る話ではありません! かつては社会全体に共通の物語・・・明日への期待の様なモノがあったが、今はそれが無い! また企業にも成長への意気込みがあり、その価値観を共有していた!誰かが何かを言わなくても! 今は、それが無い! 正直言って「労働」とは、そんなに楽しいものでは無い!食うために働く!がベースだろうけど、それでは気持ちを入れて働けない! だから経営者に方には、何か自らの事業に対する物語を語ってほしい! 企業理念やミッション=存在意義でもいい! 儲かったら「こうしようや!」でもいい! 毎日、毎日なんとなく、そして何の為か判らずに「労働」しているよりは、前向きになれるでしょう!

いや!、難しい話で無くて結構なんです! それも金の話だけでは無く、出来れば経営者の方の生き方みたいな物語があれば。。。 それも事業戦略の一つだと思います。 創業者がなぜ?この事業を始めたか?何を目指したか?この事業を行う事で、こんな人生を目指してる! Cateory1戦略プログラムの第1項目は「事業の基点」です。 どうして、この事業を始めたのか?創業者の方の物語から始まります。 そんな経営者の物語が無いと、周りの共鳴は生まれないです! 会社に勤める!とは、そういう事だと思うのですが・・・ 昨今、ブラック企業だの!何とかハラスメントだの、企業内の殺伐とした話が、ネットで目立つが、それは経営者始め、成員の方に物語が無くなってきたからだと思うのです。 経営者の方にとっては、それは自分自身の物語です。 それを語る事を考えてほしい! それが事業戦略のスタートだと考えるのです。


マーケティング・プロデューサー

原 テルキ


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