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デジタルは道具です。テクノロジーの落し穴。


デジタル 道具
デジタルは道具

●余計な事をするな!が多すぎる!

「IoT」と言う言葉を覚えてられるでしょうか?一時バズったビジネス用語です。あらゆるモノがインターネットに繋がり、便利になるよ!と、云う話でした。

確かに建機メーカーのKOMATSU等は、販売した建機とネットを繋ぎ、その状態を把握してメンテナンスに活かすサービスを行い、建機の使用者側の不意な故障を防ぐ!と言うメリットを提供するサービスを展開し、成功した!と言われています。 逆に、家電製品で、例えば冷蔵庫をネットと繋ぎ、中にあるモノをモニターで把握して、メニューの提案や、不足等をスマホに連絡してくれる!と、云うサービス。 ・・・こんなサービス、誰か?使ってるのですか?なんでまた、冷蔵庫に指図されなければイケないのか?・・・「余計な事するな!」です。 事実、このサービスは売れた!と言う話は、聞いてません! 前にも書きましたが、最近のネット系の機能性アップがウザい!状態になって来ている様な気がするのは、当方だけでしょうか? 事の原点に戻れば、確かにITは便利でした!ファックスからメールに代わり、連絡等がしやすくなった!WEBからは様々な情報が得られ、資料作りなんかも早くなった!メッセンジャー機能のアプリ(ライン等)で、すぐに連絡は出来るし、SNSで知り合いが増えたり、スマホで動画まで見れるように成りました! しかも・・・ほとんどが無料で・・・ 確かに無料で、サービスを提供するのは実質は不可能なので、広告掲載や、有料メニューへの展開を促すのは当然でしょうが、それでもウザい! 特に、最近~コロナ禍以降が、大変ウザいのです。

多くの人が、そう思い、ネット系サービスを使うのを制限して行ってるのでは無いか?あくまで当方の想定ですが・・・ 事実、彼ら(ネット・テクノロジー系企業)は、コロナ終盤から「リストラ」の嵐が吹き荒れている!実際、「便利」から「ウザい」に市場が変化しているのでは無いでしょうか? 「余計な事しなくていいから、このままで使わせてくれたらいいよ!」・・です。 だから、当方はIT産業も成熟期に入った・・・あまり儲からない産業になった!のでは無いか!と思うのです。


●メタバースから、ChatGPT~生成系AIも・・・

あんだけ騒いでたメタバースは、どうも「違う!」様で、そして今、騒ぎまくっているChatGPT~生成系AIも何か雲行きが怪しい!・・・色々聞いた答えも「ウソ」が多い様で・・・知りませんよ!テクノロジーは日々進化するから、本当にスゴイのかも知れませんが・・・

しかし、ChatGPTに至っては推進派、懸念派双方が、結果的にAI活用を煽ってるとしか見えない!それが彼らの存在価値みたいなものかも知れない! しかす、そろそろITテクノロジー系に方々が煽るのに対して、落ち着いて考えた方が良いのでは?デジタルが総合的に「便利」なのは100%認めますが、彼らの煽りは、やり過ぎ!だと思う。 使う方は、もっと落ち着くべきでは? 「そんな事を言っていては技術進化に取り残される!事業経営にマイナスだ!」と、云われる方もいるかも? ・・・本当に、そうですか?

●地に足付けて、デジタルを活かしましょう!

もう一つの煽りワードがDXです! 何度も言っていますが、デジタルを事業や業務に活かす事は必須だと、当方も考えています・・・そういうサービスを提供していますから・・・🔗「営業開花」 その経験から言っても、やはり煽り過ぎ!に見えるのです。 下記の図をご覧ください。少し旧いデーターですが、現状もそう変わらないと思います。

デジタル 道具
(出典:https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2104/05/news008.html)

DXの導入の成否状況です。まあ!こんなもんでしょう!そう思います。

最初の冷蔵庫の話に成りますが、冷蔵庫の基本機能は食品の冷蔵・冷凍保管です。どれだけ新鮮に食品を保管出来るか?そう言う機械=道具に過ぎません! そこに「あれも出来る!これも出来る!」と機能付加しても、本当に役立つ機能はそうありません! しかし、機能を考える方々は、そうは言いません。 ・・・だから、ややこしくなる!・・・必ず、ややこしくなる! 機能は一見あれば良さそうに見える!冷蔵庫の中身からレシピの提案や、消費の促しは、何となく便利そうだが、結局は操作がややこしくなって使わない!多くの家電やアプリが、それで消えていった! 大事なのは「何をするか!何がしたいのか!」を明確にする事にある。しかし不思議と何故か?『機能』の議論になってしまうのです。不思議です!

●事業戦略があってこそ「デジタル=道具」が活きる!

DXの議論も、そこが欠落するから、上の表の様な事になる!デジタルで「何をするか!何がしたいのか!」を考えずに、機能を見て「便利かも!」で、デジタルを進めると、失敗します! ・・・まず「何をするか!何がしたいのか!」・・・事業戦略を持ちましょう!

このCategory戦略プログラムと「営業開花」は、まず「戦略!」、そして「道具」の考え方でセットアップしています。 「あれが要る!あれも便利そうだ!こんな事も出来る!」の機能の議論は、正直不毛なのです。 デジタルは道具です!単なる道具だと考えた方が良い。金槌に「木が切れない!」と文句を言っても意味は無い!今のデジタル系の煽りは、この「この金槌で木が切れます!」と言っている様な感じがして成りません。 機能論や煽りでデジタルに振り回されない様にする事も必要かと・・・ 繰り返し、云いますが事業・業務のデジタル活用は、間違いなく必須です。 しかし、「何をするか!何がしたいのか!」が無いデジタル化は無駄!と断じさせて頂きます。まず、しっかりとした事業戦略を持つ事。

そして、営業においては「何をするか!」を事業戦略上で考えた上で、適切な道具を使う事です。おススメしている営業開花は、営業の「仕組み化」を構築して頂く為の「道具」です。余計な機能は付けていません。営業組織が如何に考え、行動するか!

その事を重視しています。


マーケティング・プロデューサー

原 テルキ

事業戦略Category1戦略プログラムと、営業の仕組み化の道具「営業開花」


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