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高収益の訳・・・利益モデル(構造)編


経営者の方が自ら考え、自ら創る事業戦略プログラム
仕組みとしての高収益化

利益モデルとは、その事業が利益を上げる為の仕組みです。ビジネスモデルの核となる要素です。当たり前の話ですが、高収益企業は、この利益モデルが優れているから高収益なのですが、普通の企業では中々、そこまでの仕組みを創るのは大変です! 大方は何かモノ(商品・サービス)を売り、その販売利益を得る!と言うのが一般的ですが、独自な利益モデル構造を創れません! ●プラットフォーム では、優れた利益モデルには、どの様なカタチがあるでしょうか! まず、有名なのが「ジレット・モデル」です。 髭剃りメーカーのジレットですが、髭剃り本体は安く売り(場合によっては無料)、替え刃を高く販売する!本体を使い続ける限り、替え刃で高い収益が上げられ、リピート率も高くなる! ・・・よく考えられた利益モデルです。

実は、このモデルは、現在の高収益な利益モデルと言われるプラットフォーム・モデルと言われるカタチの原型です。 例えば、i-Phoneやアンドロイド端末のスマホの、それぞれのアプリストアと同じです。 ・・・スマホが髭剃り本体、アプリが替え刃です。 アプリは無料のモノもありますが、有料アプリはアップルやグーグルに手数料をたっぷり取られます!iTunesストアも同じですね! 本体が売れれば(それを利用すれば!)継続的に購入してくれる訳です! ●価格ピラミッド

もう一つ、一般的なモデルで、価格ピラミッドと言うモデルを紹介します! 早い話、商品価格の松・竹・梅設定です。この3種類の価格帯設定は、概ね一番安き「梅」で、収益の基本(必要利益)で設定します。 まあ普通は一番価格帯が安いモノがよく売れます。 しかし、ある程度の確率で「松」「竹」が売れて行く!・・・の松・竹は、梅よりも概ね収益性を高く設定しています。 プラス「松」に心理アンカーが掛かり、梅のお得感を演出する効果もあります。 吉野家の牛丼は、並・大盛・特盛の中で、特盛の利益率が一番高く設定されているのです!・・・よ~く商品を見て、価格と比べて下さい! 利益モデルは、単に良い製品を売って、高い収益を得る!と言う単純な構造を超えて、仕組みとして高収益な事業を行なう為の事業戦略に成ります。 もちろん、他にも利益モデルのパターンはありますが、ご紹介した2つのモデルは、多くの事業にも知恵を絞れば活用できる可能性があります。 何度も、申し上げますが・・・良いモノを高収益で販売する!だけで無く、仕組みとして高収益なモデルを創る事を、ぜひお考え下さい。現在は、モノの競争では無く、事業システムの競争になっています。旧来の事業モデルを1歩踏み込み、新しい事業戦略で、新しい事業の仕組みが必要なのです。


マーケティング・プロデューサー

原 テルキ 経営者の方が自ら考え、自ら創る事業戦略プログラム

経営者の方が自ら考え、自ら創る事業戦略プログラム

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