●組織を動かす!機能させる!
よく事業予算計画は立てたけど、計画通りに行かない!組織が動かない!動けない!・・・そういうお話はよく聞きます! 計画の基盤と成る事業戦略も同じ事です。 ロジックとして、どれだけ良い戦略~計画を立てられても、組織的実行~行動が伴わなければ、その戦略は画餅です。 事業戦略は、それ自体は静的なモノです。組織を動かす!動的になってこそ戦略が活きてくる訳です。事業戦略に添って組織を動かす=組織を機能させる事です。 では?なぜ事業戦略実行の為の行動が出来ないのか?考えてみたいと思います。 当方が見て、その最大の原因は、事業戦略設定以前の、それまでの状況や体制に、結局引っ張られてしまう事です。現状維持バイアスと言う状態です。 つまり現状を変えよう!(新戦略はそのためです!)と思っても、既存の商売、日々の顧客の対応、いつもの煩雑な社内手続き・・・ 結局、現状の忙しさや、いつもの様な顧客の対応で時間が獲られ、気が付くと何も進まない!変わらない!大体が、この様な中で戦略や計画が形骸化する!いや、消えてしまう・・・ そんな、多くの事例を見ています。 また、多いのは社内に新戦略への抵抗勢力がある事です。大体が社内の中核メンバーのケースです。人は変化を嫌います。中核メンバーは、これまでのやり方に、良い悪いを別にして、これまでのやり方に、固執します。 ・・・では?どうすれば?
●まずは丁寧な説明から!
実は、これには秘技はありません! 新戦略を実行するには、「なぜ新しい戦略が必要か?」を、現在の事業環境、自社状況、それに対する問題~課題、新戦略が生み出す効果・狙いを、じっくりと、そして体系的に説明するしかありません。
そして、新戦略においての、それぞれの人の役割を明確に設定し、それも含めて説明~協議する事だけです。 ・・・🔗目標管理2・・・組織を動かす!組織機能 組織全体が、新戦略シフトしなければ、戦略目標は達成出来ません!当たり前の事です。上からどっか~ん!と落としても中々組織全体での理解は少ないモノです。 この説明~協議の時間は必要です。 ただ、注意しないとイケない事があります。 その際、トップ=社長が、こうする!と決めた事を、組織内の意見で簡単に変えない事! 新戦略は社長が考え抜いて作ったはずです(もちろん現場と協議しながら構築して下さい!)、最後は社長の考え方、覚悟と決意が注入されているはずです。
それを組織導入段階で変える!のは、結果はうまくいきません。 自信がないなら、考察の時間を更に取ってください。 ※実行の上でのフィードバックでの戦略修正は問題ありません。その時は組織全体が戦略の意義と意味を理解しているはずです!
それから、先に書いた社長の覚悟を、組織内に理解させる事です。 難しい話ではありません!経営者の方が「不退転の決意で実行する!」と、云えばいいだけです。それだけです!また、それを否定する方は、あえて申し上げれば、既に組織に不必要な方です。
ここまで発言するには、相当な覚悟が必要です。逆に言えば、自らが考えた事業戦略に、組織全体が集中してもらわねば成りません!これ無しに成功はありません!
新しい事業戦略実行とは、そういうものです。 「ちょっと、やってみようか!」なら、やらない方が良いです!
組織が余計に混乱します。 Category1戦略プログラムでは、事業戦略の実行マネージメントでは「コミットメント」と云う仕組みを、ご説明しています。 コミットメント・・・その名の通り、覚悟・責任です。 組織の大きい、小さいに関わらず「人」の集まり・・・組織を動かす=機能させるには、相応に時間が掛かりますが、何よりも、その為の考え方とロジックが必要です。 Category1戦略プログラムは、その方法をガイドし、経営者の方が自ら手法を作り出して頂く内容を盛り込んでいます。
ご活用頂ける事を願っています。
マーケティングプロデューサー
原テルキ
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