フィロソフィについて考えてみる。


京セラの稲森氏が逝去されて少し経った! 歴史に残る経営者で在る事は間違いないと思う。特にJALの再建は政府に出した条件云々の話はあるが、あの時点で経済界で請ける根性のある経済人が居なかっただけに、スゴイ事だと思う。 そして稲盛氏と云えばフィロソフィが有名ですが、このフィロソフィについてどうも勘違いされている方が多いので、少し記したい! フィロソフィ=早い話「哲学」の事で、稲盛氏も含め経営哲学や事業哲学をお持ちに経営者の方は多いが、お聞きすると・・・哲学で無く「思想」の事が多い! ・・・深い話をすればキリが無いので・・・


ものすごく平たく言えば「哲学」は世の中はどの様に出来ているか!?や、人は如何に生きるべきか?を考える学問で、経済学等の大元になったモノと理解頂ければ良いかと!

その「思想」の前の、なぜ、その「思想」=「考え」に至ったか?

つまり「考え方」を考える学問で在る事を、すっ飛ばして「思想」を語る方が多い!


大事なのは「考え方」なのです!

その為に弁証法なんかがあり、論理学、ヘタすりゃ物理学も入ってしまう!


経営者の方で、従業員の方に、「かく在るべき!」を語る方は多いが、なぜ「かく在るべきなのか?」のプロセスや考え方までロジックを説明されないケースが多い!

価値観を同じくしたい!と云う目的は解るが、それならば「考え方」をもっと掘り下げ、共有する方が組織的には効果があるし、価値観の一体感も生まれる


この「考え方」を考えるのは、日本人は非常に苦手である!

半面、「思想」を教える(押し付ける!)のは大好きだ!

・・・学校でも教えない! だから、議論や協議が出来ない人が多い!また人の考えを認めないし、自分の考えを説明するのが下手くそだ!


稲盛氏のフィロソフィを思想と勘違いしている方も多い!

氏の本を読めば解るが、なぜ?この考えに至ったか?は詳しく書かれてある! しかし、その結論「思想」だけを学んでも、はっきり言って意味は無い!

考え方を学ぶこと、そこを考える事。

結論、結果だけを頂くのはカンタンだが、他の方に説明できなくなる!


学校で教えないのが原因かどうか?は知らないが、

日本の経営者の方も、多くは思想を語る。


稲盛氏の死を契機に、著作を読み直し、そこをお考え頂く事をおススメします。


マーケティングプロデューサー

原 テルキ