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新規事業・業態開発に挑戦する!

最終更新: 2月12日

●挑戦は不可欠

・・・新規事業・業態開発は順調ですか?

・・・また、それに挑戦する事は?お考えですか?

新規事業の立ち上げのお手伝いをする事が多々ある。
 
大方は中々苦戦するが、何とか前に進めるお手伝いをしているが、なぜ苦戦するのか?・・・その答えは簡単です!新しい事は難しいからです!
 

 
しかし、現在の日本の市場(すべて)においてでは、既存事業での競争を勝つだけでは、中々成長は出来ません。既存事業を活かしながら、また既存事業と融合させながら、新しい事業・業態開発への挑戦は不可欠です。

ただ新規事業・業態の開発は先記したう様に大変です。何故ならな日本の市場においては、成長する市場は、ほぼ残ってないからです!ニッチな分野で、他のモノとの入れ替わり型の成長市場はありますが、まったく新しい市場や、入れ替わりでも、より大きくなる市場は無い!と言ってもいいでしょう!
 

変な事例ですが・・・最近、ガム(噛むガム)が売れなくなったと言いますが、グミに入れ替わっているだけが現状です。最近、ガム噛んでる人、確かに見かけません!ただ、グミに代わっただけです。その全体の市場規模は伸びていません!
 

 
今の市場では、昔の様な、うちわが扇風機、扇風機がクーラー、エアコンに代わっている訳ではありません!その過程で、どんどん市場規模(金額)が伸びて行きました!
 

 
しかしながら新市場を開発(それがニッチでも!)は、事業体の成長の為には必要です。でないと自社市場が代替品に代わられてしまします。

いつまでも「ガム」を売り続ける訳にはいかないのです。これは、すぐに来る未来の問題です。だから新規事業・業態開発への挑戦すべきなのです。


 
●挑戦は、まず既存事業の固めから!

そこで、まず考えるべきは既存事業の状況です。
 

よく在る相談では、既存事業が調子が悪いので新しい事業を!と、言う話があります。
 
しかし、それで上手くいった話は聞きません!既存事業と言えども、完全に終わった市場では無いでしょう、そこで少しでも稼ぐチカラが無い中で、新事業・業態を狙っても同じです。
 

 
まず「稼ぐ」チカラ、「売れる」チカラを既存事業で固めてからこそ、新事業・業態が狙えるのです。
 
・・・「既存事業が、そこそこ稼いでるなら、新規事業なんか要らないじゃん!」・・・と云う意見がありそうですが・・・
 
まず既存事業に稼ぐチカラ(そこそこ)が在ってこその新規事業・業態への挑戦が可能に成ります!
 
その考え方を、まずは、お持ち頂きたいのです。

業績が良いなら、その時こそが挑戦のチャンスです!

●新規事業・業態への挑戦ステップ

1、まず既存事業の固め、と分析
 
既存事業の事業コンセプトを固め治し!・・・誰に?どの様な価値を?どの様に提供しているのか?等を、再確認します。その上で、既存事業の「稼ぐ」チカラを固め治し、自社の提供価値をしっかりと確認します。
 

・・・「ガム」の提供価値は何だったのか?・・・です。
 
そして「ガム」で稼ぐ新たな手法を固める!
 

 
2、併行して、新規事業・業態の開発です。
 
この併行する事が大事なのです!自社の提供価値が再確認出来るので、それが、どの市場や業種・業態に活かせるか!?が、解った上で開発の考察が出来るのです。自社の価値に集中しましょう!
 
そこが再確認出来れば、新市場は見えて来ます。
 

・・・「グミ」を見出す・・・です。
 

 
そして、その体制は中小企業では、新規プロジェクトとして別動隊を組織して、新規事業・業態をいきなり進める様な事は出来ません。
 
故に既存事業との併行活動にすべきであり、リーダーの元で全員参加が理想です。

※参考・・・隣の芝生は青いか?‥コア・バリューを考え事業領域を拡張する!


 
3、事業戦略を構築し、新規事業・業態への挑戦
 
そして既存組織全員が、挑戦していく意識と行動を基本に2、に、書いた事業コンセプトと、目標体系を明確にした事業戦略が、絶対に必要なります。


 
●新規事業・業態挑戦を成功させるマネージメント(経営者)

既存事業の固め治し、新規事業・業態の挑戦!すべては、経営者のコミットメント(覚悟)と、目標管理体系の設定・その行動推進です。それがマネージャーの仕事です。
 
組織・個々の目標が明確なら、基本は自己管理を基本として、マネージャーは推進に徹する!
 
・・・まずは、目標体系を構築する事です。これが事業戦略の背骨であります。

・・・「考え方」は解った!・・・では、どの様な市場を狙って、新規事業・業態の挑戦!するんだ!?
 
・・・それは、こちらを参考にして下さい。

※隙間をこじ開けろ!・・・ニッチを狙う🔗🔗
 

 
・・・もう一つ、新規事業・業態の挑戦!にあたっての組織的な事を書くと・・・この様な新しい挑戦を経営者筆頭に「ワクワク」しながら奨められる組織で無ければ成りません!
 
嫌がるのを無理やり!とか、嫌々で進めても、成功する訳ありません。

必ず反対する方も居ます!必ず居ます!
 
それが故に、上記の1~3のステップと、目標体系が必要なのです。

経営者の方が自ら考え、自ら創る事業戦略プログラム

顧客にとって独自の「価値ある新しい世界観」を創り出し、

​その1番に成るカテゴリーワン戦略プログラム。中小、中堅企業の為の事業戦略プログラム


 
ほんとに!難しいですねえ・・・

マーケテイング・プロデューサー

原 テルキ

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