
リスキリングと言う言葉をご存じでしょうか?最近やたらと出て来るワードです。 英語で「Reskilling」であり、スキルを付け直す事、学び直す事・・・らしいのですが、どうも経産省が煽ってる様です! 早い話、社会人(主に会社務めの方)に、新しいスキルを身に付けましょう!と言う事らしいのですが、経営者こそ常に新しいスキル(知識と技術)が必要だと思います。 そこを考えてみたいと思います。 まず、今はデジタルに関する知識の習得は経営者には不可欠です。 担当者に任せている!ではダメかと思います。 デジタルに強い担当者は、その知識や技術があったとしても、それを経営や事業運営に如何に活用するか!は解りません! 経営者はデジタルを如何に活用するか!その事を中心に学ばれるのが良いと思います。 その為には、解らなくても関連本を数冊はお読み下さい! こちらにご質問頂いてもOKです! 次の学びは、なんと言っても「会計」です。 特に「管理会計」です。 経営者の中には、数字にあまりお強くない!特に財務諸表等を見るのが苦手な方がいらっしゃいますが、それでは経営は出来ません! 経理として担当者に任せるのは良いのですが、数字全体を見て経営判断する!事は不可欠です。
それから儲かっている会社は、必ず独自の管理会計手法をお持ちです。大体が基本をキャッシュで見るカタチです。 これを学ぶには、毎月の資金収支書をご自分で作成するのと、キャッシュフロー計算書を作成すると、概ね理解出来ます。 そして、経営者の方に絶対学んで頂きたいのは「哲学」です。 「哲学」は大変難しい学問ですが、大雑把に言うと「人はどう生きるべきか?」と「世の中はどの様に出来ているか?どうあるべきか?」を考える学問と思って下さい。 以前のコラムにも書きましたが・・・「フィロソフィについて考えてみる。」
それで、今からギリシャ哲学から、ヘーゲルやカントとか学ぶのでは無く!・・・ おススメしたいのは「構造主義」です。 これまた大雑把に言うと、全体の構造を考えよう!と言う「考え方」です。 この「考え方」は、経営に役に立ちます!

たとえば、このテーブル(座卓?)の天板は、どんなカタチでしょう? えっ?円形?・・・おかしいですね、そちらからは楕円に見えるはずです。 この絵から天板が円形と判断できるのは、既にこの様なテーブルの天板が円形とご存じだからです。 自然と俯瞰にご覧になっているのです。 これは知っているから、そう判断出来るのですが、世の中に見えるものは見た目とは、まったく違うモノや現象があります。 構造主義はそういう事を学ぶ哲学(数学的でもあります。) 何の役立つかと言うと、正に構造的に物事を考える知識と技術が醸成されます! 経営者の方にはおススメです! ・・・経営者の方は大変です。 様々な事を常に学び、活かしていかなければ経営は出来ません! ぜひ事業戦略も、新たな学びを得て下さい!
マーケティング・プロデューサー
原 テルキ
事業戦略を経営者、自ら創る!Category1戦略プログラム🔗